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開封率はタイトルで決まる!ターゲティングメールを成功させるTIPSとは【マーケティングコラム】

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自社の商品やサービスの認知度上昇・利用者拡大を図る場合、新規見込み顧客に対して、メールを使ったマーケティング手法を検討する方もいると思います。

 

しかし、自社の潜在顧客がいるターゲットをきちんと絞り込む工夫をしなければ、コストばかりが膨らみ、開封率が低くなる可能性があります。

メールを活用したプロモーション手法のひとつに、「ターゲティングメール」というものがあります。

ターゲティングメールとは、一斉またはランダムに配信を行うメールではなく、配信対象の属性を絞ったりターゲットをきちんと設計して配信するメールのことです。年齢・性別・趣味嗜好などの顧客属性でセグメントし、潜在顧客がいそうなターゲットに対して送信を行い、成功すればメールの開封率が高くなりメルマガの解除率は下がります。

 

では、ターゲティングメールで成功するにはどうすればよいのでしょうか。

この記事では、ターゲティングメールによるプロモーションやコンバージョンの獲得、記事への誘導などさまざまな目的を達成するための方法についてご紹介します。

 

ターゲティングメールとは


ターゲティングメールとは、絞り込んだ特定のターゲットに向けて、そのターゲットに「刺さる」メールを送るマーケティング手法です。

 

ターゲットを絞り込む基準・条件はさまざまです。年齢・性別・住所・趣味・保有資産・好みの傾向など、条件を細かく指定して配信を行います。

 

ターゲット層となるペルソナ・セグメントを絞り込んで限定的に行うので、配信対象が絞られるため、広告コストを抑えられるのがメリットだといえるでしょう。

 

ターゲティングメールのメリット

ターゲティングメールのメリットは、大きくわけて3つあります。ここからは、ターゲティングメールの具体的な長所について見ていきましょう。

 

効果1.ターゲットを絞らないものに比べて、メールの開封率が高い

企業の商品やサービスについて、情報を求めている読者へピンポイントに配信できるため、開封率やクリック率(ランディングページへのアクセス)を高くすることが可能です。

 

開封率を高くするためには、まずはメールのタイトルが重要です。メールの受信者は、一日に何十通・何百通もメールを受信しているかもしれません。
まずはその受信メール群の中からパッと目に付き、開封してもらうことが必要です。

 

タイトルは、以下のように工夫することができます。

・タイトル冒頭に※限定※や【割引キャンペーン中】などを入れて目を引く

・「1,000社が活用中」「グローバル30ヵ国で展開」などタイトル中に数字を入れて目を引く

・無料特典や応募者全員プレゼントなど、強い特典があるのならタイトルに入れる

・「〇〇でお悩みの方必見」など、ターゲットのニーズを具体的に言い示すキャッチコピーにする

・他社との差別化ができているポイントを端的に表現する

・受信者が「これは自分に向けられたメールである」と感じられるような、具体的なペルソナを想定してタイトルを作る

・タイトルでメール内容を想像させ、さらにその内容が受信者にとって有益であろうことを示唆する

近年スマートフォンの普及もあり、生活者に対して企業側から主体的にアプローチすることが可能になりました。

 

しかし、生活者が目にする情報は爆発的に増えており、生活者が求めている情報を適切なタイミングで届けないと、膨大な情報・メールの中に埋もれてしまうことも少なくありません。

ユーザーの目に留まるためには、ユーザーの視点になってユーザーにとって有益な情報とは何かをきちんと考え、それを提供することが大切です。開封率を向上させることは、施策の成果を上げるためのへの第一歩として重要だといえるでしょう。

 

効果2.メルマガ解除率を抑えられる

メルマガを送るたびに、メルマガの解除数が増えていく悩みを抱えていませんか。ターゲティングメールできちんとターゲットを選べば、メルマガの解除率を抑えることが可能です。特定の情報を欲しているユーザーに必要な情報のみを提供するため、うまくいけばユーザーから信頼や満足感を得られ、エンゲージメントを高めることができるでしょう。

 

しかしターゲティングを間違え、ユーザーにとって不必要な情報ばかりを配信し続けてしまうと、メルマガ解除率が上がる原因になってしまうので注意が必要です。

 

ターゲティングメールを企画する段階で、「どの層にどのような情報が求められているのか」「自社の情報を求めている層がどこなのか」などを分析し、「その層にとって有益な情報とは何か」をユーザー目線になって考える必要があります。

 

効果3.費用対効果への期待

ターゲティングメールで情報を求めているユーザーに必要な情報を提供できれば、それは成果に直結します。

コストを最小限にし、その成果(ユーザー・購買獲得など)を最大にして、費用対効果を高くすることも期待できます。

広告の一斉配信や何もセグメントしないメルマガと比べた場合、費用対効果が良いことも、ターゲティングメールの特長だといえるでしょう。

 

ターゲティングメールを成功させるには


このように、ターゲティングメールには一定の効果やメリットがあります。しかしそれも、ターゲティングそのものを成功させなければ効果は発揮されません。

ここからは、ターゲティングメールにおけるペルソナ・セグメント決定の重要性など、成功させるためのポイントについて紹介します。

 

ターゲットに沿ったメールの作成を行う

ターゲティングメールの成功には、「どんな人に読んで欲しいか」「どんな層が潜在顧客なのか」を明確にし、そのターゲットに沿ったメールの作成が必須です。自社の提供する情報を求めている層を、ピンポイントで絞り込まなくてはなりません。

また、継続的かつ安定した収益を実現するのであれば、長期的な視野でユーザーと関係づくりを行う必要があり、刈り取り施策としてだけではなく「将来的な購入・利用見込み層」を獲得する手段としてターゲティングメールを活用することをおすすめします。

 

ユーザーと信頼関係を築くためにも、ユーザーが本当に求めている情報を発信し続けることが重要です。

 

最終的な目標は、一人のユーザーに商品やサービスを継続購入・継続利用してもらうことです。ロイヤル顧客へのアプローチ・リピーターの獲得こそが、安定した収益を実現するカギだといえるでしょう。

 

ターゲティングメールが得意な企業に相談してみよう!

ターゲティングメールの成果をあげるには、ターゲティングメールが得意な企業に配信を依頼するのも方法のひとつです。

 

クレディセゾンでは、2,700万人のカード会員様の中から、パーミッションをオンにしてくれている会員様を対象に、企業のニーズに合わせたセグメントをしてアプローチするできるターゲティングメールを配信しています。

※数値は2020年7月1日時点のもの

 

セゾンカードの利用金額や決済データを基にしたターゲティングが出来るだけでなく、訴求内容をターゲティングに合わせて最適化するお手伝いをさせていただきます。メールの作成・配信だけでなく、配信後の開封率やクリック数の計測も可能なため、長期的なマーケティング戦略に役立てることができるでしょう。

 

また複数回ご利用いただけるのであれば、成果についてのデータ分析を行い、ペルソナやセグメントの範囲を見直すなど、より訴求力の高いターゲティングメールの作成が可能です。

 

カード会社であるクレディセゾンだからこそできる、クレジットカード利用履歴のデータを利用したセグメントもご活用いただけます。

 

ターゲティングメールをご検討であれば、ぜひクレディセゾンにご相談ください。

 

クレディセゾンへのお問い合わせはこちら

 

まとめ

メールによるマーケティング戦略の中でも、ターゲット層を絞り込めるターゲティングメールは、データ分析が非常に重要です。

 

費用対効果を上げるためにも、ターゲットと訴求内容は慎重に検討し、徹底したユーザー目線で情報の配信を行いましょう。

 

ターゲティングメールは、ユーザーとのエンゲージメントを高めて中長期的な関係構築にもつながりうるため、できれば配信後の分析を行いながら、より効果的なセグメンテーションと適切な情報提供を目指してPDCAを回すことが大切です。

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