新型コロナウイルスの影響で、人との間隔を十分に取って3つの密を回避することが、新しい生活の様式として認知されるようになりました。そのため巣ごもり消費が増えたり、客足が店頭に向かわなくなるなど今までのマーケティングや販売の仕方を変える局面をむかえている企業も多いのではないでしょうか？
終わりの見えない状況で販売戦略をうまく展開するには、世の中に合わせた柔軟な宣伝・広告活動が必要です。
この記事では、コロナ禍で変化するマーケティングの状況と有効なリード獲得の手段について解説します。
変化が求められているリード獲得手段
コロナ禍の中、変化が求められるのはリード獲得の手段です。なぜリード獲得の手段が重視されているのでしょうか。
巣ごもり消費下のリードとは
マーケティング用語である「リード」は、見込み顧客という意味です。
これまでの展示会やセミナーなどの対面型のマーケティング手法は、見込み顧客へダイレクトにサービスや商品をアピールできるメリットがありました。しかし新しい生活様式が広まる中においては、対面による接客や営業は難しくなっています。
新しい生活様式によってリード獲得手段も変化
新型コロナウイルスの影響で取り入れられるようになった「新しい生活様式」は、さまざまな面で生活に変化をもたらそうとしています。例えば食事は、持ち帰りやデリバリーが推奨され、「巣ごもり消費」が拡大しています。また屋内で席に着くときは横並びになり、向かい合わず、食事中の会話は控える生活が広まりつつあります。
直接手に取って情報を得ていた情報は、オンラインやダイレクトメールに変わり、買物は通販を利用する機会が拡大しました。店舗へ行く場合は人が多い時間を避け、電子決済を利用して現金のやり取りをしない、サンプルなど展示品にあまり触れないことが推奨されるようになりました。
コロナ禍において、このような新しい生活様式が浸透すれば、対面型のリード獲得ではそもそも人を集められないどころか、効果的なアピールもできないと考えられます。企業は、新しい生活様式に合った営業やマーケティングに変えていく必要があるといえるでしょう。
リード獲得に有効な6つの手段
コロナ禍の中、企業はリード獲得をどのように変化させていくべきなのでしょうか。新しい生活様式が導入された今だからこそ有効な、6つの手段を紹介します。
１．リスティング広告
リスクティング広告は、PCやスマートフォンなどで検索エンジンを使ってユーザーが検索をしたとき、検索結果と連動して表示される広告のことです。検索結果の一覧の上部に表示されるのでターゲットの目に留まりやすく、検索結果に合った広告文を表示できるので、ターゲットに訴求しやすい手段といえます。
２．バナー広告
バナー広告は、Webサイトやアプリの広告枠に掲載される広告です。画像やアニメーションを使った広告で目立つため、企業や商品の認知度向上に役立ちます。
３．オウンドメディア
自社Webサイトのブログ機能を使って商品やサービスに関連するコンテンツを作成し、検索エンジンの最適化を図ることで、Web検索からの顧客の流入を見込みます。ユーザー自らが知りたいと検索した結果からサイトへの流入を促せるため、リード獲得につなげやすいことが特長です。
BtoBであれば、興味をもったユーザーがサイト上で詳細な資料をダウンロードできるように、ホワイトペーパーを作成するのも良いでしょう。詳細資料があれば、さらに興味を引き付け、リード獲得につなげることができます。
４．SNS
10～30代の若い世代ではGoogleなどで検索する前に、SNS（ソーシャルメディア）で検索することが増えてきました。たとえば、Facebook、Instagram、TwitterなどSNSへの広告掲載もリード獲得に活用できます。
特長は、先に解説した広告にはない拡散力です。スピーディな発信ができ、成功すれば爆発的な拡散により企業の認知度とリード獲得を飛躍的に向上させることができます。ただし、成功するにはターゲットに合わせたSNSの利用や、細かなターゲティングが必要です。
５．動画コンテンツ
YouTubeのような動画共有サービスを活用して、商品やサービスを紹介する広告を動画で掲載する手法です。動画広告はインパクトが強く、短い時間にたくさんの要素を訴求できます。ユーザーに直感的に伝えられるのが特長です。
６．メール配信（DM）
メールアドレスを登録したユーザーなどを対象に、メール配信によって宣伝をし、リード獲得を目指す手法です。メール配信では、ユーザーの興味関心の高さによって内容をわけることができ、ターゲットにマッチしていれば高い訴求効果が期待できます。また、大量のメールを一括配信しスピーディに届けることができるので、受け取り手によってタイムラグが発生するということもありません。正確かつスピーディに広告を発信できるのがメール配信の特長になります。
クレディセゾンが貴社のリード獲得をサポート
コロナ禍によりユーザーに直接的にアピールができない今、インターネット上でのリード獲得を推し進めることが販路拡大の打開策となるでしょう。しかし、やみくもにアピールをしても宣伝効果は得られません。リード獲得には、的確なターゲティングが必要だからです。
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まとめ
新型コロナウイルスの影響で新しい生活様式が広がる中、企業もリード獲得の手法を見直す必要が出てきました。これからは、インターネット広告の中でもしっかりターゲットにアピールできるターゲティング広告でのリード獲得を推し進める必要があります。
的確な広告戦略を行うことで、リードを獲得できる可能性が高まるでしょう。
広告戦略を身に着け、今後コロナ禍のような事態が起きた場合でも柔軟な方向転換と対応をめざしましょう。
